デビットカードとクレジットカードの違い

デビットカードとクレジットカードの違い
クレジットカードと言うのは、社会人であれば、1度くらいは利用したことがあるのではないでしょうか。

また、利用したことがなくても、「提示するとショッピングが可能になるカード」と言う認識はあることでしょう。

しかし、デビットカードについてはよく分からないという方も多いのではないでしょうか?

「クレジットカードのように利用できるらしいけれど、その仕組みは分からない」「欲しいけれど、どこで作ったらいいのか分からない」という方も多いようです。

今回は、デビットカードと言うのはどの様なものなのか、クレジットカードとの違いは何なのか、についてお話していきたいと思います。

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1.クレジットカードとデビットカードの違い

それぞれ買い物をしたい時に、レジでカードを提示し、そのショッピングを可能とするという点ではクレジットカードもデビットカードも同じになります。そのため、どちらのカードも同じものと認識してしまっている方も多いようです。

しかし、明らかに違う点があります。
その相違点についてお話していきたいと思います。

①支払日

クレジットカードの場合、毎月決まった支払日までに、その月に使った分だけを引き落とし口座に入金しておけば大丈夫です。買い物をしたその日にお金が手元になくても、支払日前に給料日があるなど、後日入ってくる予定があり、支払日に確実にお金を用意することが出来ると考えられるのなら、先に買い物をする事も可能なのです。

一方、デビットカードと言うのは、買い物をするその日に銀行口座に残高がなければ、いくらカードを提示しても買うことが出来ません。

後日入金予定があるからと言っても、その瞬間に用意できなければ意味がないのです。

クレジットカードは後払いが可能のカードで、デビットカードは即日決済しかできないカードと思っておくといいでしょう。

もしくは、デビットカードはどこのレジでも引き出すことのできる銀行キャッシュカードと考えてもいいかもしれませんね。

②限度額

クレジットカードの場合は、申し込み、審査する際にその人の属性に合わせて利用限度額が設定されます。その限度額内であれば、いくらでも利用可能ですが、限度額を超えての利用はできません。

しかし、デビットカードと言うのは、決められた限度額はありません。使える額は口座残高がどれくらいかによって違ってくるのです。

口座に1,000円しか入っていなければ1,000円までしか利用できませんし、100万円あれば、100万円まで利用可能です。

利用したその日にすぐに口座残高は減りますし、残高がなければどんなに買い物をしたくても出来ませんので、クレジットカードのように「何とかなるさ」と気軽に使用することはできないでしょう。

ですから、デビットカードは後から返済に困ると言う心配もないのです。

※イオン銀行で発行しているデビットカードの場合は、残高が不足した際、一時的に10万円までであれば貸し出してくれる「バックアップサービス」というものがついています。

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③申し込み

クレジットカードは申し込みをしなければ手にする事ができませんね。しかし、デビットカードは日本国内で利用する場合特に申し込みも不要で利用できるのです。

たいていの方は銀行で口座を作った時、通帳と同時にキャッシュカードも発行してもらいますね。ATMから入出金ができる便利なカードです。

実はこのキャッシュカードがデビットカードとして利用できるのです。

ですから、ほとんどの方は利用したことがないだけで、デビットカードとして利用できるカードは常に持ち歩いていることになるのです。

勿論利用できないキャッシュカードも存在しますが、ほとんどのキャッシュカードはデビットカードとして利用できるようになっているので、一度利用したい店舗やキャッシュカードの発行元の銀行に問い合わせてみるといいでしょう。

④発行場所

クレジットカードはクレジットカード会社(信販会社)で発行していますね。

しかし、デビットカードと言うのは銀行で発行するものです。銀行のキャッシュカードと同じような扱いになります。

キャッシュカードと言うのは、ATMなどで自由に入金・払い戻しが出来るカードですね。しかしデビットカードと言うのは、買い物したいお店のレジから直で引き出すことが出来るようなカードとなります。

買いたいけれど現金がないからとATMを探す必要がないため、キャッシュカードよりも便利に利用できるのではないでしょうか。

⑤審査

クレジットカードを作成するためには必ず審査というものがありますね。属性や収入、勤務先や勤続年数、居住形態、個人信用情報など、様々な方向から返済能力を審査され、その審査に合格するとカードを発行してもらうことが出来ます。

クレジットカードは後払いの為、一時的にお金を借りることになるのです。借金をするためには返済能力の有無を確認する必要がありますね。そのため、審査は必要不可欠なのです。

しかし、デビットカードの場合は審査は一切ありません。

デビットカードの場合は、即日決済の為、借金をするわけではないからです。自分の口座にある分をレジから引き出し買い物をするようなものですから、金融機関や店側がリスクを負うこともありません。

その為、返済能力の有無を診断する必要はないのです。

⑥年齢

クレジットカードは18歳以上から作成が可能です。しかし、高校生以下は不可ですし、未成年の場合は保護者の同意が必要になります。

また、本人に収入がない場合は保護者の収入で審査が行われ、自分名義の個人カードではなく、家族カードを発行されることとなります。

するといつどこで何を買ったのかも、全て保護者に管理される形となってしまいます。

しかし、デビットカードの場合は15歳以上から作成可能です。自分の口座に残高さえあれば、自分の意思で自由に利用することが出来るのです。

⑦利用場所

クレジットカードはほとんどのお店で利用できるようになってきました。まだ一部加盟店ではないお店もありますが、たいていはカード決済が可能ですね。

しかしデビットカードの場合は、「J-Debit」と表示のあるお店でしか利用できません。この加盟店が限られており、海外での利用も出来ないため、少し不便かもしれませんね。

⑧利用時間

クレジットカードは特に時間も気にせず、24時間利用可能です。

しかし、デビットカードの利用時間は限られています。

平日・・・8時~21時まで
土日祝日・・・9時~19時まで

この時間帯以外利用できないのは、不便ですね。

2.デビットカードの知名度が低い理由

面倒な審査もなく誰でも持つことができ、返済に悩まされる必要もなく、現金を持ち歩かなくてもショッピング可能になるデビットカード。

とても便利なカードのようですが、なぜデビットカードの知名度はなかなか上がらないのでしょう?

それにはいくつかの理由があります。

利用可能の加盟店が限られている

デビットカードは、どこでも利用できるわけではありません。利用できるショップが限られており、更にデビットカードの利用者も少ないために、その店の店員も使用方法をしっかり把握していないという現状があります。

デビットカードは利用時間が限られている

各金融機関によって利用可能時間帯は違ってきますが、基本的には、平日は8時~21時まで、土日祝日は9時~19時までとなっています。

クレジットカードの様に24時間いつでも利用可能というわけではありませんので、不便と感じる方が多いようです。

デビットカードはポイント還元率が低い

現金払いよりもデビットカード払いにしたほうがポイントを貯めて還元することが出来ます。この点ではメリットが高いように感じるのですが、クレジットカードのポイント還元率と比べると劣ってしまうのです。

その為、デビットカードを使うくらいなら、特典の多いクレジットカードの方がいいと考える方が多いようです。

年会費が有料の場合もある

デビットカードの中には年会費有料のものもあります。しかし、年会費を支払ってまで持つことにそれほどメリットがない為、デビットカードよりもクレジットカードの方が好まれるようです。

クレジットカードは年会費無料のものが多く、さらに年会費がかかるものがあったとしても、その分特典が多くなると言うメリットがあります。

デビットカードとクレジットカードそれぞれにメリット・デメリットがあるのですが、特にデビットカードの方がメリットが少ない傾向にあるため、普及率も低い傾向にあると考えられます。

デビットカードをお勧めしたいのは、クレジットカードの審査にどうしても通らない方と「現金主義の方」です。

カードで一時的に借り入れる状態になることを嫌うけれど、常に現金を多く持ち歩くのは不安という方にとっては、デビットカードと言うのはとてもメリットの高いものとなるかもしれませんね。

また、デビットカードにも盗難補償がついていますので、クレジットカード同様持ち歩くのも安心です。

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