OMCカード

株式会社セディナが発行しているOMCカード。ダイエー・イオン・イトーヨーカドー・セブンイレブンなどで利用することでとてもお得になるクレジットカードなのですが、2016年3月からはさらに新サービスも開始され、より便利でお得なカードとして生まれ変わりました。

今回は新サービスの内容も含めて、スタンダードなOMCカードと、ワンランク上のOMCゴールドカードの詳細についてお話していきたいと思います。

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1.OMCカード

OMCカードのスペック

申込資格:高校生を除く18歳以上で、電話連絡が可能な方。※未成年の場合は親権者の同意が必要です。
年会費:1000円+税。但し、年間のカード利用額が60万円以上となった場合、翌年の年会費は無料になります。
キャッシング枠:1~200万円
ショッピング枠:1~200万円
付帯保険:紛失・盗難補償、海外旅行傷害保険(最大1000万円まで補償)、国内旅行傷害保険(最大1000万円まで補償)、ショッピング保険(購入日から180日間、年間50万円まで補償)、ネットセキュリティサービス
国際ブランド:VISA、MasterCard、JCB
カード発行までのスピード:申し込みから2~3週間程度で発行となります。
公式サイトURL:http://www.cedyna.co.jp/card/lineup/detail/omc/

OMCカードの特徴

元々ダイエーの為のクレジットカードだったOMCカード。

VISA、MasterCard、JCB加盟店でも利用出来ますし、イオンやイトーヨーカドーなどでもポイントを貯めていくことが出来るお得なカードではあるのですが、やはり「ダイエーのクレジットカード」という印象が今でも強いのではないでしょうか。

2016年より新サービスが導入され、以前よりは使いやすくよりお得なカードとなりましたが、ダイエーがイオンの傘下となったため、OMCカードも新規顧客獲得に苦戦しているように感じられます。

今後どのように発展して行くのか気になるところです。

OMCカードの審査

比較的柔軟な審査となっています。派遣社員やアルバイトでも取得可能ですし、配偶者に収入があれば専業主婦でも申し込み可能です。過去の借り入れ状況に問題がなければ安心して申し込んでも大丈夫でしょう。

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OMCカードの特典

わくわくポイント

対象となる店舗以外でカードを利用すると、200円につき1ポイントのわくわくポイントが加算される仕組みとなっています。しかし2016年3月から導入されたサービスにより、月のカード利用額が5万円以上となった場合に、通常の2倍となる200円につき2ポイント貯めていくことが出来るようになりました。

毎月5万円以上のショッピングをするのは難しくても、公共料金や携帯電話代の支払いも対象となるため、様々な支払いをカード決済に設定すると自然と5万円以上を超えることは出来るのではないでしょうか。

また、セブンイレブン・イトーヨーカドー・ダイエー・イオンでカードを利用する場合には、200円につき3倍の3ポイント貯めていくことが出来るようになりました。これもまた新しく始まったサービスです。

さらにネットショップでもお得になりました。

セディナポイントモールを経由してネットショッピングをすると、3倍~最大で21倍のポイントを貯めていくことが出来ます。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング等、人気の高いネットショップでもお得にポイントを貯められるのは嬉しいですね。

貯めたポイントは1000ポイントから、以下の様な商品に交換することが可能です。豊富な活用方法も嬉しいですね。

*ダイエーグループ商品券
*VJAギフトカード
*好みの商品
*dポイント
*auポイント
*nanacoポイント
*Gポイント
*ドトールポイント
*JALマイル

など。

中でも特にお勧めなのは、nanacoポイントです。

5000ポイントのわくわくポイントは5000円分チャージされたnanacoカードと交換することが出来るのです。

通常nanacoカードを発行してもらうには発行手数料として300円必要になってしまいますが、わくわくポイントと交換することでこの300円分が割引となり、5000ポイントがそのまま5000円チャージされたnanacoカードとなるのでとてもお得です。

わくわくポイントの有効期限は2年間となっています。

年会費無料

これもまた2016年3月から開始されたサービスなのですが、年間のカード利用額が60万円以上となると翌年の年会費(1000円+税)が無料になります。

年間60万円の利用が難しい場合は、公共料金等の支払いをカード決済に設定するといいかもしれませんね。

セディナカードならではの特典
*入会特典・・・入会月を含めて4か月間、ポイント還元率は常に3倍となります。(還元率1.5%)
*ETCカード利用・・・ポイントが通常の1.5倍
*海外でカード利用・・・ポイントが通常の1.5倍
*携帯電話利用料金をカード決済にした場合・・・ポイントが通常の1.5倍

わくわくポイント2倍デー

以下の対象となる店舗では、毎月1日と第1日曜日に、カード利用額200円につき通常の2倍となる2ポイント貯めていくことが出来ます。

*マルエツ
*マルエツ プチ
*リンコス
*十字屋山形
*棒二森屋
*中合福島
*三春屋
*今治デパートグループ
*東武サウスヒルズ
*東武イーストモール
*スーパーストア

など。

優待デー

毎週日曜日など、開催予定日に対象となる店舗でカードを利用すると、ほぼ全商品が5%offとなります。対象となる店舗は、わくわくポイント2倍デーの対象店舗とほぼ同じになっています。

トクトクステージ

年間のカード利用額に応じて、加算されるポイント還元率が以下の様に上がります。

*50万円以上・・・1.1倍
*100万円以上・・・1.15倍
*200万円以上・・・1.3倍

選べるデザイン

通常の誰からも好まれるスタンダードなデザインの他、可愛らしいハローキティのデザインも用意されています。どちらか好みのものを選択出来るというのも嬉しいですね。

ETCカード

年会費は無料ですが、新規発行手数料として1000円+税がかかってしまいます。

OMCカードのメリット

これまでのOMCカードとしての特典に、さらに新特典が追加されたため、以前よりとても使いやすくメリットの高いカードになりました。これまで必ずかかっていた年会費も、カード利用額に応じて免除される仕組みとなっています。

上手に活用すると無料でカードを持ち続けることも可能ですね。

また、貯めたポイントの活用方法も豊富の為、ポイントの使い道に悩む心配がありませんね。

OMCカードのデメリット

クレジットカードとしての内容は十分となっていますが、ダイエーがイオンの傘下に入ってしまったことが気になります。OMCカードは元々ダイエーのクレジットカードとして発行されていたものですので、今後の先行きに不安が残ります。

OMCカードでもイオンで利用することは出来ますし、イオンカードよりもポイントが貯まりやすい点は嬉しいのですが、今後はOMCカードよりイオンカードの方が会員数を伸ばしていくのでは?と考えられます。

但し、新サービス導入など、OMCカードも力を入れていますので、期待したいところです。

2.OMCゴールドカード

OMCゴールドカードのスペック

申込資格:20歳以上で、基準を満たす方。
年会費:6000円+税
キャッシング枠:1~200万円
ショッピング枠:1~200万円
付帯保険:紛失・盗難補償、海外旅行傷害保険(最大5000万円まで補償)、国内旅行傷害保険(最大5000万円まで補償)、ショッピング保険(購入日から180日間、年間100万円まで補償)、ネットセキュリティサービス
国際ブランド:VISA、MasterCard、JCB
カード発行までのスピード:申し込みから2~3週間程度で発行となります。
公式サイトURL:http://www.cedyna.co.jp/card/lineup/detail/omc_gold/index.html

OMCゴールドカードの特徴

ステータスを示すのにも充分なゴールドカードであるにもかかわらず、年会費は6000円と比較的良心的な金額になっています。

新サービス導入により、ポイントも貯めやすくなりましたし、これまでなかった空港ラウンジ無料利用も可能になり、よりゴールドカードらしく生まれ変わりました。

保険やラウンジ無料利用、ステータスの為にゴールドカードを取得したいと考えている方にはお勧めしたい1枚です。

OMCゴールドカードの審査

申し込み資格は「20歳以上で、当社の基準を満たす方」という抽象的な内容になっていますが、ゴールドカードの中では比較的取得しやすいものと言われています。

「当社の基準」とはどの様なものなのか、明確な部分はわかりませんが、過去の借り入れに問題がなく、安定した収入が得られている方は安心して申し込んでも大丈夫でしょう。

OMCゴールドカードの特典

わくわくポイント

通常はカード利用額200円につき1ポイントのわくわくポイントが付与されるのですが、カードの利用額が5万円以上となった場合、通常の2倍となる200円につき2ポイントが加算されます。また、ダイエー、イオン、セブンイレブン、イトーヨーカドーでカードを利用すると、いつでも常にポイント3倍となります。

セディナポイントモールを経由してネットショッピングをするとポイントが通常の3倍~最大で21倍になります。

貯めたポイントの交換方法はOMCの一般カードと同様になっています。貯めやすくなったポイントも、豊富な活用方法も嬉しいですね。

1000ポイントプレゼント

年間利用額が60万円以上となった場合、一般カードでは年会費が無料になりましたが、ゴールドカードの場合は1000ポイントプレゼントというサービスが導入されました。

但し、2016年3月から開始されたサービスなので、対象となるのは、2016年3月利用分~となります。

空港ラウンジ無料利用

国内空港ラウンジとハワイホノルルのラウンジを、ゴールド会員は無料で利用出来る様になりました。フリードリンクのサービスやパソコン、新聞雑誌等の無料貸し出しも行っているので、乗り継ぎまでの空き時間を有効利用できますね。

トクトクステージ

年間のカード利用額に応じて、加算されるポイント還元率が以下の様に上がります。

*50万円以上・・・1.2倍
*100万円以上・・・1.3倍
*200万円以上・・・1.6倍

ロードサービス

24時間365日対応してくれるロードサービスが付帯されています。

入会手続きも不要で、自動的に付帯され、車の故障などのトラブル発生時に電話1本でいつでも駆けつけてくれるため安心ですね。

選べるデザイン

スタンダードなデザインの他に、ハローキティの可愛らしいゴールドデザインのカードも用意されています。どちらかお好きな方を選ぶことが出来るので、ハローキティファンには嬉しいですね。

わくわくポイント2倍デー、優待デー

一般カードと同様のサービスになります。対象店舗では、毎月1日と第1日曜日にカードを利用すると、利用額200円につき通常の2倍となる2ポイント貯めていくことが出来ますし、毎週日曜日など、開催予定日に対象となる店舗でカードを利用すると、ほぼ全商品が5%offとなります。

対象となる店舗は、一般カードの「わくわくポイント2倍デー」の対象店舗とほぼ同じになっています。

ETCカード

年会費は無料ですが、新規発行手数料として1000円+税がかかってしまいます。

OMCゴールドカードのメリット

これまでそれ程大きなメリットのなかったOMCゴールドカードでしたが、2016年より新サービスが導入され、特典も豊富になりました。国内の空港ラウンジも無料で利用出来るようになりましたし、年間のカード利用額が60万円以上となると1000ポイントも受け取ることが出来ます。

この他にもダイエーやイオンなどではポイントは常に3倍貯まりますし、ネットショッピングもお得です。

ゴールドカードとしての年会費も低めですし、取得しやすいけれどステータスも示したいという方にお勧めのカードと言えるでしょう。

OMCゴールドカードのデメリット

ダイエーのカードとして人気のあったOMCカード。この度ダイエーがイオンの傘下に入ったことで、OMCカードとしての人気も停滞気味と言わざるを得ません。

また、ETCカードの新規発行手数料が1000円かかってしまうのも残念ですね。

しかし、新サービス導入など、新規顧客獲得に力を入れているため今後の発展も楽しみです。

イオンで利用するクレジットカードとして考えると、どうしてもイオンカードには勝てない部分が目立ってしまいます。

しかし、月のカード利用額が5万円を超えた場合はイオンカードよりもポイント還元率が上がりますし、マルエツやマルエツ プチ、リンコスや十字屋山形などでショッピングをしたい場合はOMCカードを使うととてもお得です。

イオンで頻繁にショッピングしている方はイオンカード、月に5万円以上の利用がある方で割引対象日ではない日にイオンでショッピングをする場合はOMCカード、イオンも利用するけれどそれ以外の店舗(マルエツやリンコスなど)でもショッピングをしている方はOMCカードと言うように、利用するお店やライフスタイルに合わせてカードを使い分けるといいかもしれませんね。

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