ビックカメラSuicaカード

JR東日本の子会社である株式会社ビューカードと、株式会社ビックカメラが提携し発行しているクレジットカードがビックカメラSuicaカードです。ビュー・スイカカードやルミネカードと同じビューカードの一種であり、Suicaの機能が搭載された、通勤や通学にとても便利なクレジットカードになります。

さらにビックカメラSuicaカードならではの特典として、ビックポイントサービスがあります。利用方法によってはビックポイントとビューサンクスポイントの二重取りも可能となりますので、大変お得です。

今回は、ビックカメラSuicaカードの特徴や内容についてまとめてみたいと思います。

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ビックカメラSuicaカードのスペック

申込資格:高校生を除く18歳以上で、日本国内に住んでいる、電話連絡が可能の方。 ※但し未成年者は親権者の同意が必要です。
年会費:477円+税。但し初年度は年会費無料になりますし、1年間に1度でもカードの利用があると、翌年の年会費も無料になります。
キャッシング枠:10~60万円
ショッピング枠:10~60万円
付帯保険:紛失・盗難補償、海外旅行傷害保険(最高500万円まで補償)、国内旅行傷害保険(最高1000万円まで補償)
国際ブランド:VISA、JCB
カード発行までのスピード:基本的には申し込んでから発行までに3週間~1か月程度かかると言われていますが、店頭で申し込むと仮のカードを即日発行してもらうことも可能です。
公式サイトURL:https://www.jreast.co.jp/card/first/bic/

ビックカメラSuicaカードの特徴

ビューカードの一種ですので、Suicaを頻繁に利用している方や、オートチャージ機能を活用したい方に便利なカードとなります。さらにビックカメラでショッピングをするとビックポイントを豊富に貯めていくことが出来るので、ビックカメラで頻繁にショッピングを楽しんでいる方に特にお勧めしたい1枚です。

ビックカメラSuicaカードの審査

他のビューカード同様、審査は柔軟となっています。申し込み条件を満たしている方で、更に過去の借り入れ状況に問題がない場合はそれほど難しく考えなくても大丈夫でしょう。

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ビックカメラSuicaカードの特典

年会費実質無料サービス

ビックカメラSuicaカードは年会費がかかるクレジットカードですが、初年度は無料ですし、1年に1度でもカードの利用があると年会費が無料になっていきます。ここで言う“カード利用”には、Suicaにチャージする分も含まれます。

無理にショッピングをしなくても、通勤などにSuicaを頻繁に利用している方は、実質無料でこのカードを持ち続けることが出来ますね。

ポイントサービス

他のビューカード同様、カードを利用するたびにビューサンクスポイントを貯めていくことが出来ます。更にビックカメラSuicaカードではビックポイントも同時に貯めていくことが出来ます。

例えばビックカメラSuicaカードにSuicaチャージをすると、通常の3倍となる1000円につき6ポイントのビューサンクスポイント(還元率1.5%)を貯めることが出来るのですが、さらにビックカメラでショッピングをすると、クレジット決済でも現金払いでもビックポイント10%が還元されるのです。つまり、最大で11.5%相当のポイントを獲得出来るという事になります。

また、ビックカメラ以外の加盟店や公共料金の引き落としなどにカードを利用しても、0.5%のビューサンクスポイントと0.5%のビックポイントを同時に貯めていくことが出来ます。合計すると1%のポイント獲得となりますね。(1000円につき10円相当のポイント)

さらにカードを利用して、以下の様なVIEWプラス対象商品を購入したりサービスを利用すると、チャージした時と同じ様に通常の3倍のポイントを貯めていくことが出来ます。

*定期券
*乗車券
*回数券
*特急券
*びゅう国内旅行商品
*Suica定期券
*Suicaカード
*オートチャージ
*Suicaにチャージ

など。

貯めたビューサンクスポイント400ポイントを1000ポイントのビックポイントに交換(どちらも1000円相当のポイント)することも出来ますし、その逆でビックポイントをビューサンクスポイントに交換することも出来ます。

また、Suicaのオリジナルグッズや商品券、クーポン券などに交換することも出来ますし、寄付として活用させることも可能ですし、勿論Suicaチャージ分として利用することも出来ます。

また、カードの利用明細を紙ではなくWEBに切り替えるだけで、毎月20ポイント獲得することが出来ます。年間にすると240ポイント(600円相当)となるので、お得ですね。

ポイントの有効期限は、ビューサンクスポイントの場合は2年間となっていますが、ビックポイントの場合、最後にカードを利用してから2年間となっており、2年以内にカードを利用するとまたさらに有効期限が2年延長されて行きます。

つまり、ビッグポイントの場合は、常にカードを利用していると実質無期限でポイントを貯め続けていくことが出来るのです。

オートチャージ機能

Suicaのオートチャージ機能を利用することが出来ます。オートチャージ機能があると、改札を通過する際、残高が2000円を下回った場合に3000円分自動的にチャージされます。改札を通るときに残高が足りなくて慌てたり、前もってチャージして置く必要がないので、便利ですし安心ですね。

即日発行

店頭で即日発行の申し込みをすると、その日から使うことが出来る仮のカードを発行してもらうことが出来ます。

仮のカードの限度額は10万円で、Suica機能は付帯されていませんし、ビックカメラの店舗でしか利用できないのですが、すぐにカードを使ってショッピングをしたいと思っている方にとっては嬉しいサービスですね。

仮のカードでもポイントを貯めることも出来ます。

但し、審査の進み具合にもよりますが、仮のカードを発行した後、本カードが届くまでには3週間~1カ月程度かかってしまいます。

モバイルSuica無料利用

ビックカメラSuicaカードにSuicaの機能がついているため、携帯電話にSuicaの機能を搭載させるモバイルSuicaは不要と感じる方がいるかもしれませんが、カードだと自宅に忘れてしまったり、財布に入れているため取り出す面倒があったりなど、不便な点も多いものです。

しかし、モバイルSuicaを利用すると、いつも持ち歩く携帯電話がそのままSuicaになるため、取り出しやすく紛失や置き忘れの心配も減りますね。そのため、カードではなくモバイルSuicaを利用したいと考える方も多くいらっしゃいます。

しかし、モバイルSuicaを利用するには年会費が必要になります。この年会費が、ビックカメラSuicaカードを持っていることで無料になるのです。

費用をかけずに、カードでも、モバイルでもどちらでも好きな方を選択することが出来るというのは嬉しいですね。

ビックポイント保証

カードの紛失や盗難被害に遭っても、カードの限度額だけではなく、年間10万ポイントまでであればビックポイントも保証されます。

ETCカード

ビックカメラSuicaカードの年会費とは別に、477円+税の年会費がかかってしまいます。しかし、、ETCカードの利用によってもポイントを貯めることが出来るため、頻繁に利用するとポイントで年会費分をカバーすることは可能でしょう。

ビックカメラSuicaカードのメリット

ビューカードですので、ポイントサービスやSuicaのオートチャージ機能など、ビューカードとしての便利な機能や特典はそのままなのですが、さらにビックカメラでショッピングをすることによってポイントをザクザク貯めることが出来るサービスも付帯されています。

ビックカメラではカードを利用せず現金で支払いを済ませても、カード払いと同じようにポイントを10%も貯めていくことが出来るのでとてもお得です。

また、公共料金や携帯電話の引き落としなどでもビックポイントを貯めることが出来ますし、同時にビューサンクスポイントも貯まっていくのでダブルでお得ですね。

ビックカメラSuicaカードのデメリット

定期券の情報を搭載させることが出来ない

ビックカメラSuicaカードはビューカードの一種なので、定期券としても利用できるのでは?と思う方が多くいらっしゃるかもしれませんが、このカードには定期券の情報を搭載させることが出来ません。

カードを定期券として利用したい場合は、ビュースイカカードなど、他のビューカードを選択した方がいいでしょう。

年会費がかかる

初年度は無料ですし、年に1度でもカードを利用すると年会費は無料になっていくので、Suicaを頻繁に利用したり、ショッピングをしている方にとっては実質年会費無料のクレジットカードとして持ち続けることが出来ますが、もしカードを利用しなくなってしまうと年会費が発生してしまいます。

この場合は持っているだけで費用がかかることになってしまうので、カードを持ち続けていることで年会費分損をしてしまいます。利用しないのであれば解約するか、もしくは年会費が完全無料のカードを作った方がいいかもしれませんね。

ビックカメラSuicaカードは、他のビューカード同様年会費はかかるものの、カードを利用していれば実質無料で持ち続けることが出来ますし、Suicaオートチャージ機能やポイントサービスなど便利でお得なサービスが豊富となっているため、Suicaを利用している方にお勧めしたいカードとなります。

Suicaだけを利用している場合、ポイントを貯めていくことができませんね。しかし、この様なビューカードでSuicaを利用すると、利用の度にポイントを貯めていくことが出来ますし、貯めたポイントをSuicaチャージ分として活用することも出来ます。

そのため、交通費を安く済ませることが出来るのです。

さらにビックカメラSuicaカードの場合はビックカメラでショッピングする際、驚くほどのビックポイントを貯めていくことが出来るので、ビックカメラを頻繁に利用している方には是非持っていてほしい1枚です。

他にも年会費が完全に無料なビューカードもありますので、Suicaだけが目的の場合はビュー・スイカリボカードやイオンSuicaカードなど(どちらも年会費無料)を申し込んでもいいかもしれませんね。

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