京王パスポートVISAカード

京王電鉄が三井住友VISAカードと提携して発行しているのが、京王パスポートVISAカードになります。京王線や井の頭線沿いに住んでいて、京王グループを頻繁に利用している方にぜひお勧めしたいカードです。

今回は京王パスポートVISAカードの内容や特などについて詳しく見ていきたいと思います。

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京王パスポートVISAカードのスペック

申込資格:高校生を除く、18歳以上で安定した収入がある方。もしくは配偶者に安定した収入がある場合。※但し、未成年は親権者の同意が必要になります。
年会費:239円+税。但し初年度年会費は無料になりますし、年に1度以上のカード利用があると翌年も年会費無料になります。
キャッシング枠:0~50万円
ショッピング枠:10~80万円
付帯保険:紛失・盗難保障、ショッピング補償(最高100万円まで補償)
国際ブランド:VISA
カード発行までのスピード:審査状況により変動はありますが、インターネットから申し込みを行うと、最短で3営業日で発行となります。
公式サイトURL:http://www.keio-passport.co.jp/make/passport_visa.html

京王パスポートVISAカードの特徴

京王線や井の頭線を頻繁に利用している方や、京王百貨店や京王ストアなど京王グループでショッピングをしている方にとって、とても便利でお得なカードとなります。

ポイントも、京王パスポートVISAカードを利用したクレジット決済の場合に加算される0.5%のポイントの他、ワールドプレゼントのポイントも1000円につき1ポイント貯めていくことが出来ますし、さらに京王グループ加盟店でのお買い物ポイントが最大で10%も加算されます。

この3方向からのポイント3重取りというのは、他のカードにはない特典でしょう。

また、PASMOオートチャージ機能を搭載させることも出来ますし、それによりチャージした分のポイントも受け取ることもできます。PASMOを利用して電車やバスを利用している方で、更に京王グループで頻繁にショッピングを楽しんでいる方には、ぜひ持っていてほしいカードとなります。

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京王パスポートVISAカードの審査

大手、三井住友VISAカードとの提携カードとなりますので、審査は厳しめと考えておいた方がいいでしょう。ただし、交通系のクレジットカードとなるため、銀行系のカードよりは柔軟になっています。

申し込みから発行までもそれ程時間がかからないため、特に過去の借り入れ等に問題がない方であれば、スムーズに審査に通過することも可能でしょう。

京王パスポートVISAカードの特典

家族カードの発行

家族カードも4枚まで発行出来ますし、本会員同様、年に1度でもカード利用があると翌年の年会費無料となります。サービス内容なども本会員と同様になるため、嬉しいですね。

ワールドプレゼント

カードの利用額1000円につき1ポイントのワールドプレゼントが貯まります。少ないように感じられるかも知れませんが、この1ポイントは5円相当となるため、還元率で考えると0.5%となります。

また有効期限も2年と長く設定されているので安心です。

貯めたワールドプレゼントは以下の様な商品やポイントに交換することが出来ます。

*図書カード
*VJAギフトカード
*Amazonギフトカード
*キャッシュバック
*マックカード
*子供商品券
*WAON
*京王グループ共通ポイント
*ルートインホテルズ宿泊優待券
*ANAマイル
*シンガポール航空マイル

ポイントサービス

京王パスポートVISAカードでは、ワールドプレゼントの他、買い物による京王グループ共通ポイント、クレジット利用による京王グループ共通ポイントの3種類のポイントを貯めていくことが出来ます。

通常のショッピングの場合は還元率0.5%となりますが、京王グループのポイント加盟店で利用すると還元率は最低でも1.5%という高還元率になります。

京王百貨店では5%~10%、杉並公会堂では5%、京王ストア・キッチンコートでは通常0.5%ですが、水曜のみ2.5%、ベーカリーショップ・ルパでは通常1%ですが、金曜のみ5%、というように、それぞれの加盟店や曜日により還元率が変わりますし、どれも高い還元率ですね。

また、京王電鉄や京王バスの定期券を購入する際も、カードを利用すると還元率1.5%となりますし、京王ネットショッピングでも利用額に対して3%~10%のポイントが貯まります。

さらに京王百貨店では、来店するだけで1日1回来店ポイントとして5ポイントプレゼントしてくれます。ショッピングをしなくても、毎日来店するだけでポイントはどんどん貯まっていくのです。

このような高還元率ポイント+ワールドプレゼント+クレジット利用によるポイントの3種類のポイントが同時に貯まっていく為、最大で11%もの高還元率が実現します。

利用する日やお店を上手に活用すると驚くほどにポイントを貯めていくことが出来るでしょう。

貯めたポイントは1000ポイント1000円としてポイント券と交換することが出来、交換したポイント券は京王グループの加盟店で利用することが出来ます。

乗り物ポイント

PASMOに乗り物ポイントの登録をしておくと、PASMOを使って京王の電車やバスを利用した場合、1日10ポイント貯めることが出来ます。

ポイントUPモール

ポイントUPモール経由でAmazonやYahoo!ショッピング、ベルメゾン、楽天市場、LOHACO、Francfranc online Store、ZOZOTOWN等のネットショッピングを利用すると加算されるポイントが通常の2倍~6倍にまでアップします。

PASMOオートチャージ

PASMOで改札を通過する際に、設定した金額を下回った場合、自動的にチャージしてくれる機能を付帯させることが出来ます。また、このオートチャージ機能を利用すると、チャージした分にもワールドプレゼントのポイントが加算されていきます。

優待特典

美術館や博物館、レジャー施設、自動車学校や乗馬クラブなど、京王パスポートVISAカードを提示すると優待特典が受けられる施設が数多くあります。

ETCカード

発行手数料は無料ですが、年会費500円+税がかかってしまいます。

しかし初年度は無料ですし、年に1度でもETCカードの利用があれば翌年の年会費も無料になります。

京王パスポートVISAカードのメリット

ポイントの3重取りという点が最大のメリットとなります。

たいていのクレジットカードでは、クレジット決済にした場合の購入代金に対するポイントが数%加算されるだけですが、このカードでは、クレジット決済によるポイント加算の他、ワールドプレゼントのポイントと、更に京王グループでショッピングした場合の加盟店ごとのポイントも加算されます。

さらには、PASMOオートチャージ機能を搭載させた場合、チャージした分もポイント加算の対象となりますし、ネットショッピングを利用してもポイントが付与されますし、電車やバスを利用してもポイントが貯まります。

京王百貨店においては、購入しなくても、来店するだけでポイントをもらうことができます。

こう考えると、4重、5重取りのポイントとも思えますね。

京王グループを利用しない方にはメリットは感じられないかもしれませんが、京王グループ頻繁利用者には、メリットしかないカードと言えるでしょう。

年会費もかかってしまいますが、239円と言う安さですし、初年度は無料で、その後年に1度でもカードを利用すると翌年の年会費も無料になります。つまりカードを常に利用している方は、実質無料でカードを持ち続けることが出来るという事です。

京王パスポートVISAカードのデメリット

還元率の低さ

通常のショッピングに対してのポイント還元率は0.5%と低めになっています。京王グループを頻繁に利用しない方にはそれほど大きなメリットはないかもしれませんね。

付帯保険が少ない

紛失・盗難保障やショッピング保険は付帯されていますが、海外や国内の旅行傷害保険やオンライン不正利用保険等は付帯されていません。

旅行やネットショッピングの際に安心して利用出来るカードではないという点は残念ですね。

この様に、京王パスポートVISAカードは、保険の種類が少なく、補償内容の物足りなさは感じられるものの、京王線、井の頭線沿いにお住いの方や京王グループを頻繁に利用している方には確実にメリットのある、ぜひお勧めしたいカードとなります。

ポイントが貯まりやすい仕組みが満載ですし、電車やバスを利用している方の為のPASMOオートチャージ機能を付帯させることも出来るので、通勤や通学にも便利となるでしょう。

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