三井住友トラストカード

三井住友信託銀行グループが発行する「三井住友トラストカード」について紹介します。ポイントサービス・保険サービス・カードのセキュリティはどうなっているのでしょうか?

審査申し込み資格、ショッピング枠、付帯保険、ポイント、特典など基本的なカードスペックからカードの特徴まで見ていきます。失敗しないクレジットカード選びのコツは、基本条件を正しく把握すること。

特徴をしっかりおさえたうえで契約すると、失敗リスクを回避できます。はじめてカードを持つ方にも分かりやすいように、専門用語をなるべく使わず説明していくので、最後までおつきあい頂ければと思います。

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三井住友トラストVISAカードの基本スペック

三井住友トラストカードは、三井住友カード系のクレジットカードです。本家カードに準じたスペック・条件になっています。プラチナ・ゴールド・クラシックカードの3種類ある中から、スタンダードな「三井住友トラストVISAカード」の基本スペックを紹介します。

申込資格:満18歳以上で安定した収入がある人 ※高校生不可
年会費:初年度無料・2年目以降 税抜1250円
家族会員 初年度無料・2年目以降 税抜400円
キャッシング枠:5万円〜200万円
ショッピング枠:審査により決定
付帯保険
【海外旅行】
傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害治療費用 最高50万円
疾病治療費用 最高50万円
賠償責任 最高2,000万円
携行品損害 最高15万円
救援者費用 最高100万円

【国内旅行】
傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円
国際ブランド: Visa
カード発行までのスピード:通常、申込書が届いてから2週間程度。急ぎの場合はサービスデスクへ連絡。
公式サイトURL http://www.smtcard.jp/card/classic.html

カード発行の方法は、ネットから必要事項入力・入会申込書の郵送・本人確認書類を添えて返送の3ステップ。どんなに急いでもらっても、1週間以上はかかります。カードが必要な時期が分かっているなら、早めの準備がおすすめ。ゆとりあるスケジューリングで、心の余裕を持ちましょう。

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三井住友トラストVISAカードの特徴

三井住友トラストVISAカードはどんな人におすすめか、メリット・デメリットを見てみましょう。

三井住友トラストVISAカードの特徴

クレジットカードを持っていると、不正利用や盗難が心配です。三井住友トラストカードは、セキュリティ対策に強いカード。3つの取組みで私たちを守ってくれます。

1.24時間モニタリングで不審利用をシャットアウト

三井住友トラストカードは、24時間365日取引を監視しています。不審な利用に対しては、取引を保留するようにしているので安心です。

カードを使った犯罪はどんどん巧妙化していて自分で気をつけているだけでは防ぎきれないことがあります。常にチェックをして守ってくれているカード会社は、心強い味方です。

店頭で本人確認をお願いされても断らないこと。安全対策の一貫と好意的に考えて、スタッフの指示に従いましょう。

2.ICカードでスキミング被害を防止

三井住友トラストカードの左上にあるゴールド部分、ICチップが入っています。ICカードのメリットはスキミング被害を防ぐこと。データを暗号化して保管することにより、情報を抜き取りにくくしています。

事故を防ぐだけでなく、サインレスで決済できてスピーディー。暗証番号を入れるだけで、簡単に支払いが終わります。カード手続きに時間がかかり、レジで恥ずかしい想いをすることがなくなるなら、こんなにうれしいことはありません。安心と利便性を兼ねた理想的なシステムと言えるでしょう。

3.クレジットカードに顔写真を入れられる

古典的な悪用防止対策として、クレジットカードに顔写真を入れることが考えられます。どんな場所でも本人照合でき、不正使用を防ぎます。顔写真入りのカードを発行している会社、実はそんなに多くありません。

三井トラストカードは、家族カードも含めて写真を入れることができます。海外旅行に行く時の身分証明代わりにもなり、信用力アップ。無料で切り替えできるので、三井住友トラストカードを発行したら写真を入れてもらいましょう。

ここまで対策していても事故に巻き込まれてしまった場合は、盗難保障システムを利用できます。被害にあったことに気付いてからすぐ連絡すれば、60日前以降の不正利用は損害保障を受けられます。きちんと保障を受けるためにも、明細をきっちり確認すること。

身に覚えがない請求が来ていたら、なるべく早く連絡します。VJ紛失盗難デスクなら24時間・年中無休で問い合わせが可能です。おかしいと感じたらすぐ連絡して、被害の拡大を防いでください。

三井住友トラストVISAカードはこんな人にオススメ

セキュリティ対策がしっかりしていることは魅力ですが、取り立ててポイント還元率が高いカードというわけではありません。2年目以降は、毎年1250円の年会費もかかります。

カードを頻繁に利用するわけではない方にとっては、会費をコストに感じることがあるでしょう。一見するだけだと付帯保険が充実しているように思えても、海外旅行障害保険は「利用付帯」。航空チケット・ホテルの代金などを三井住友トラストカードで支払いした場合にだけ、保険が適用されるということです。

クレジットカードのヘビーユーザーにとっては、やや物足りないカードと言えるでしょう。
ただ、どのサービスをとってみても「大きなメリットにはならない」というだけでクオリティが低いわけではありません。

クレジットカードにあってほしい機能を広く・浅くカバーしています。年会費さえネックに感じないようなら、はじめての1枚におすすめしたいブランド。何年か使ってより高度なサービスを希望するようなら、上位カードへの切り替え・他社への乗り換えを検討できます。

はじめての経験はどんな人でも不安です。ドキドキしながらクレジットカードを発行するとしたら、安心の大手がおすすめ。最初の一枚にどのカードを選べばいいのか迷ったら、三井住友トラストカードを検討しましょう。

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