JP BANKカード
ゆうちょ銀行が発行しているクレジットカード「JP BANKカード」の紹介です。郵便局時代から貯金をしていても、知らない方も多いでしょう。
スタンダードカード・ゴールドカード・アレンテ・エクスステージとある中の「一般カード」基本スペックと特徴を見てみます。これから発行を考えているあなたに役立つカード情報、ぜひ目を通してみてください。
JP BANKカードのスペック
まず、カードの基本スペックと申し込み条件を紹介します。
年会費:初年度無料・2年目以降 税抜1350円
キャッシング枠:Visa・MasterCardは0〜30万円・JCBは0~50万円
ショッピング枠:Visa・MasterCardは10〜80万円・JCBは20~100万円
付帯保険:国内・海外旅行傷害保険 最高5,000万円、お買物安心保険 年間限度額300万円
国際ブランド:JCB・Visa・MasterCard
カード発行までのスピード:2週間から1ヶ月程度
公式サイトURL :http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/card/credit/kj_crd_cdt_top_index.html
年会費がかかる有料カードではありますが、公共料金支払い登録をすると無料になります。もしくは、ゆうちょ銀行を給与受け取り口座にしたり年間30万円以上使ったりすれば無料です。郵貯銀行をメイン口座にしているなら、ほとんどの方が対象のはず。
普通に使っているだけで、年会費無料になるカードです。もとがお堅い金融機関だけに、カード発行までのスピードはややゆったり。スケュールに余裕をもって申し込みをしてください。
JP BANKカードの特徴
カードについてくるサービスは、国際ブランドによって異なります。ここではマスターカード・Visaカードを選んだ場合に使える「JPバンクカードポイントシステム」と「会員優待サービス」を紹介します。
JP BANKカードのポイントシステム
公共料金支払い・日常的な買い物などでカードを使うとポイントがもらえます。スタンダードカードの場合は1000円利用で1ポイントが基本。たまったポイントは、かんぽの宿の宿泊券・カタログギフトなどに交換できます。もっと実用的に使いたいと思ったら他社ポイントへと移行可能。ざっとあげるだけでも、これだけの会社のポイントに交換できます。
ANAマイレージクラブ・au WALLET ポイントプログラム・楽天Edy
Tポイント・dポイントクラブ・ショップdeポイント・ビックポイント
楽天スーパーポイント
「ちょっと楽天でお買い物するからポイントを変えておこう」「ビックカメラによく行くからとりあえずビックポイント」など状況に応じて使い分けできるところが大きなメリット。カードごとに所定の交換レートで移行されます。Tポイントを例にだすと、JP BANKカード1ポイントにつきTポイント4.5ポイントと交換です。200ポイントたまった時から100ポイント単位で交換できるので、随時手続きしてください。
自分が何ポイント持っているか知りたい場合は、利用明細書のポイント欄を見てください。オンラインだと「JP BANK カード WEB」から確認できます。ポイント有効期限は2年間。せっかくためたポイントが失効してしまう前に、随時確認して使いましょう。
JP BANKカードポイントを効率よくためるには
1000円利用につき1ポイントだと、なかなかポイントがたまりません。より効率的にためるには「JP BANK カード ポイントUPモール」を活用します。JP BANK カード ポイントUPモール」とは、百貨店・家電・日用品などあらゆるものがそろった総合ショッピングサイトのこと。
楽天トラベル・ユニクロ・アマゾンなどおなじみのお店がそろっています。ネットショッピングを頻繁に使う方は、このサイト経由が便利。同じお店で同じように商品を買っても2倍から20倍ものポイントがもらえます。
面白いのが、お買い物をしなくても訪問だけでポイントがもらえるシステム。毎週月曜には「ビンゴ」をやっていて、運が良ければ数100ポイントもらえることもあります。たとえるなら「JP BANKカード」ユーザーだけのポイントサイト。楽しみながらポイントをためて、カードライフを充実させてください。
JP BANKカードを見せるだけの優待サービス
JP BANKカードを持っていると、全国のいろいろなお店で優待があります。全国区のチェーン店だとメガネスーパー・アート引越センター・カラオケ ビッグエコー・ルックJTBなど。「ドリンク1杯無料」など微々たるサービスかと思いきや、結構本気の割引です。
たとえば、ビッグエコーだと「室料利用額30%引き」もしくは「コース料金10%引き」。アート引っ越しセンターだと「引越基本料金25%引き」などが受けられます。大人数で訪問した場合は一緒に行った人も割引対象。みんな会員価格でサービスが受けられます。
「富士急ハイランド」「鴨川シーワールド」「スパリゾートハワイアンズ」など日本各地の行楽地でも優待が受けられます。旅行に行く前に会員サイトをチェックして、使えそうなサービスはないか確認するといいでしょう。
ここまで充実したサービスが提供できるのは、全国区で展開しているゆうちょ銀行だからこそ。レジャーシーンでもカードサービスをフル活用し、お得にサービスを受けましょう。
JP BANK JCBカードの特徴
JP BANK JCBカードのポイントサービスは、JCBのシステムです。お買い物やカード利用をするごとに「Oki Dokiポイント」がたまります。「オキドキ」なんてちょっと変わった言葉ですが「Okey Dorkey」の略語です。「もちろん、オーケーさ!」と受け入れてくれるイメージ。ドキドキするポイントサービスを提供したいという意味でつけられたものです。
基本はマスター・ビザと同じ1000円ごとに1ポイント。そこに、年間利用額に応じたボーナスポイントが付与されます。たまったポイントは、素敵な景品や他社ポイントに交換できます。ギフト券もあるのでお世話になった人へのプレゼントにするのもOK。
景品の種類や変換ギフトカードによって、還元率は異なります。おおむね0.3%~0.5%くらい。取り立てて良いというわけではないものの目立って低いわけではありません。
いろいろとお話してきましたが「JP BANKカード」を使う一番のメリットは安心感。母体がゆうちょ銀行とあれば信頼度は抜群です。
最初の一枚は安心して使えるカードが良いという方には、自信を持っておすすめできます。ゆうちょ銀行利用者なら持っていて損はないカードなので、ぜひ検討してみてください。