JNB VISAカード
ジャパンネット銀行と三井住友VISAカードが提携して発行している「JNB Visaカード」の紹介です。年会費・申込資格など基本のカード情報からメリット・デメリットまで一通りの知識をまとめました。これから申し込みを考えている方は、必ず目を通しておきましょう。
JNB VISAカードのスペック
基本的な申し込み資格・限度額など、カードの基本スペックから見ていきます。
ジャパンネット銀行に口座がある人・申し込みと同時に口座開設できる人
年会費:税抜1250円+税
キャッシング枠:0円〜100万円
ショッピング枠:10万円〜80万円 内リボ・分割払 0万円~80万円
付帯保険:ショッピング保険 年間限度額100万円 ※適用条件あり
国際ブランド: Visa
カード発行までのスピード:最短3営業日
公式サイトURL :http://www.japannetbank.co.jp/service/loan/visa/index.html
カード発行スピードが比較的早いのが特徴的。スムーズに進めば、申し込みから数日で発行できます。スタンダードカードで年会費1,250円は高からず安からずの水準。付帯保険はショッピング保険のみなので海外旅行対応はできません。
JNB VISAカードの特徴
より深堀して、JNB VISAカードのメリット・デメリットを見ていきます。
JNB VISAカードのメリット3つ
まず紹介するのはメリットです。以下3つの点は、JNB VISAカードの強みと言えます。
1.ジャパンネット銀行に口座があれば申し込みラクラク
お気づきの通り、JNB VISAカードのメインターゲットはジャパンネット銀行に口座がある人たちです。同行に口座があれば、申し込みはとてもスムーズ。
印鑑や署名なし・ネット経由で手続きできます。ネットから申し込みした場合、最短3営業日でカード発行。1週間もすると、カードが手元に届きます。即日発行とはいかないまでも、審査スピードは早いほう。煩わしい手続き不要・スピード発行と考えると、利便性の高いシステムと言えます。
裏をかえすと、ジャパンネット銀行に口座がない方には不便ということ。申し込みをする場合は、口座開設からはじめます。支払いがジャパンネット銀行経由なので、口座がないと契約はできません。
銀行口座を作るところからはじめるといろいろと面倒です。面倒なステップを踏んでまで契約する価値があるのかどうかを考えた上で発行しましょう。
2.三井住友カード iD対応!キャッシュレスに生活できる
JNB VISAカードは、三井住友カードiDとして使えます。三井住友カード iDとは「iD」マークがついているお店で使える電子マネーのこと。コンビニ・スーパー・ドラッグストアなどあらゆる場面で使えます。現金で払っているお買い物をカード経由にするだけで、ポイントがたまります。
ためたポイントは好きな景品・他社ポイントに変換可能。いつもと同じ生活をしているのに景品がもらえるとなるとちょっと嬉しい気持ちになります。
ポイント制度は、クレジットカードを使う醍醐味とも言えるものです。日常的な支払いをカードにすると、ポイントがたまるスピードが格段にアップ。獲得ポイントを確認した時「こんなにたまったの?」と驚くはずです。同じお買い物をするなら、ポイント還元を受けるのが断然おトク。
上手に活用するのがよりかしこい消費者です。また、電子マネーを活用すると「小銭を数えてぴったり出して」なんて煩わしさから解放されます。キャッシュレスで、ストレスがない生活への第一歩です。NB VISAカードを活用して、スマートなマネーライフを。お買い物は現金派という方も、一度体験してみてはいかがでしょうか。
3.マイ・ペイすリボで無理なく返済
マイ・ペイすリボとは、三井住友VISAカードが取り入れている返済方法。自分の都合がいいように、支払い方法を設定できます。たとえば、こんな支払い方法が可能です。
→ 今月はお金に余裕があるから5万円全部返済
→ もう少し払えそうだから3万円返済
→ 自分のペースを崩さず、毎月2万円コツコツ返す
→ ちょっと余裕がないから5千円減額してほしい
マイ・ペイすリボなら、こんな要望すべてOK。自分の都合で無理なく返済していけます。申し込み方法は簡単で、5千円・1・2・3万円の中から希望の返済額を設定して登録するだけ。計画的に返済を進めたい方には、とても助かるサービスです。
「リボ払いは総支払額が高くなって損」と言われることもありますが、家計管理がしやすくなるメリットがあります。使い過ぎにさえ気をつければ、過剰に心配することはありません。大切なのは、利用と返済のバランスを保つこと。自分の中でルールを決めて、ゆとりをもった支出コントロールをしてください。
JNB VISAカードのデメリットは年会費
メリットがたくさんあるカードではありますが、デメリットももちろんあります。まず気になるのは、旅行傷害保険がないことです。
海外旅行の時に持っていくカードとしては、スペック不足と言わざるをえません。「ではサブ使いに」と考えると、年会費がネックになります。メインカードではないものに対して毎年1250円を払うのはもったいないように感じます。年会費を払ってもペイするだけの魅力があるかをよく考えてから発行しましょう。
JNB VISAカードの年会費を無料にする条件
JNB VISAカードは発行したいけど年会費は払いたくない、という方に知っておいてほしいのが「年会費無料」の条件です。初年度は、発行時に「マイ・ぺいすリボ」に申し込むこと。利用してもしなくても、申し込みをするだけで年会費無料になります。
翌年度以降も無料にするには、年1回以上の利用が条件です。何らかの形で1回でも使えば、年会費0円で継続できます。同じカードを使うなら、年会費0円にしたいもの。年会費がネックに感じて発行を悩んでいるなら、参考にしてみてください。
以上のことをふまえた上で、JNB VISAカードをおすすめしたいのはこんな方です。
・自分のペースでコツコツ返済できるカードがほしい。ジャパンネット銀行に口座はないが開設しても構わない
逆にこんな考えを持っていたら、他のカードを検討しましょう。
・高スペックカードが望ましい
・ネット銀行に口座を開くのは抵抗がある
どんな人にも最適なクレジットカードはありません。だからこそ、メリット・デメリットをふまえた上で自分にとって良いカードかを吟味することが大切。他社カードと比較しながら、後悔のないカード選びをしてください。