ENEOSカード

S・P・Cという3種類のカードを用意し、希望に合わせて選べるスタイルのENEOSカード。

ロードサービスや紛失・盗難保険などドライバーに安心を与えるサービスが付帯されているため、ドライバーの味方となるカードであることはもちろんのこと、キャッシュバックやポイントの還元率も高いので、利用すればするほどお得となる、ドライバーに優しいカードとなります。

今回は、ENEOSカードの機能や、年会費、限度額、審査、付帯保険、種類ごとの特典などについて触れてみたいと思います。

ドライバーの為のカードを探している方、迷っている方は参考にしてみてくださいね。

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1.ENEOSカード

まずは3種類のENEOSカードに共通する内容についてお話していきます。

ENEOSカードのスペック

申込資格:高校生を除く18歳以上で、電話連絡が可能の方。
※但し未成年の場合は、親権者の同意書が必要となります。
年会費:1250円+税。
但し初年度は年会費無料ですし、その後年に1度でもカードを利用するとさらに年会費は無料になっていきます。
キャッシング枠:10万円~100万円
ショッピング枠:10万円~100万円
付帯保険:紛失・盗難補償、ショッピングパートナー保険(国内では分割もしくはリボ払いの場合のみ対象。海外では支払方法問わず対象)
国際ブランド:VISA、JCB
カード発行までのスピード:申し込みから3~4週間で発行となります。
公式サイトURL:http://www.noe.jx-group.co.jp/carlife/card/card/

ENEOSカードの特徴

ポイント重視なのか、キャッシュバック重視なのか、好みに合わせて、S・P・C3種類のカードの中から希望のものを選ぶことが出来るという点は他にはない特徴ですね。

●エネオスカードの種類
エネオスカード C:キャッシュバックタイプ。ガソリン・軽油が最大7円/L引き。
エネオスカード S:スタンダードタイプ。ガソリン・軽油がずっと2円/L引き。
エネオスカード P:ポイントタイプ。ENEOS利用が最大3%還元。
エネオスカード(NICOS):エネオスカード Cと同等。三菱UFJニコスが発行。

引用:https://tantaka.co.jp/creditcard/archives/198

同じカードでも3種類のうちどれを選ぶかによって、サービス内容も違ってきます。選び方や使い方次第で大きなメリットを得られる可能性も十分あります。

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ENEOSカードの審査

審査それ程心配しなくても大丈夫でしょう。ただし、個人信用情報に思わしくない情報が記載されていると通過するのは難しくなってしまいます。

不安な場合はキャッシング枠を外したり、希望の限度額を低くするなどして申し込むと通過しやすくなるかもしれません。

ENEOSカードの特典

ENEOSカードの最大の特典はロードサービスが付帯される点ではないでしょうか。

運転中、車のトラブルがあった場合を考え、JAFに加入される方が多いと思いますが、JAFの年会費は4,000円もかかってしまいます。

会員にならずJAFを利用すると、キー閉じこみの場合の開錠をお願いするだけで1万円以上かかってしまうことも有るため、トラブル発生の度に高額な費用を支払うより、JAF会員になった方が安心ですね。

車の運転は思わぬところでトラブルに巻きこまれてしまう危険性があるため、安心を買っていると考えると4,000円でも安いのかもしれません。

しかしこんな時、ENEOSのカードを持っていれば初年度年会費無料でロードサービスが受けられるのです。その後年会費がかかったとしても1,250円+税です。これならJAFに加入しなくても安くて安心ですね。

サービス内容もJAFと同じような以下のものとなっています。

*レッカー車による車の移動(10㎞まで無料)
*パンクによるタイヤ交換
*車引き上げ
*ガス欠時の給油
*鍵の閉じこみによる開錠
*その他、30分以内に終了できる作業
*バッテリージャンピング

作業内容によっては料金がかかりますし、部品交換をすると部品代もかかってしまいます。

また、カードを持つことで年会費もかかってしまいますが、JAFに加入する金額よりも年会費の方が安くなりますし、クレジットカードとしての特典も得られるため、とてもお得なカードとなるのではないでしょうか。

Sカードであれば1年に1度だけでもカードを利用すると年会費は無料になるので、上手に活用するとタダでJAFと同じようなサービスを受け取れることになりますね。

24時間365日いつでも電話1本で対応してくれるので安心です。

(※JAFと違う点は、会員本人が自ら運転していなければならない、仕事中の運転は対象外、自宅からのレッカーは有料、自家用車以外は対象外、などという点です)

さらに、端末にかざすだけで支払いが可能になる電子マネー(QUICKPay)も付帯されています。かざすだけのスマートな会計が出来るのは嬉しいですね。

QUICKPay専用のカードを発行することも出来ますし、ENEOSカードと一体型にすることも可能ですし、自分の携帯電話にQUICKPayの機能を付けて活用することも出来ます。

その他、カーコンビニ倶楽部での修理費用5%割引、レンタカーにて10%割引、などの特典もあります。

また、利用状況に応じて3種類のカードの中から好みのタイプを選ぶことが出来るのも、忘れてはならない嬉しいサービスですね。

家族カードも年会費無料で発行してくれます。

ENEOSカードのメリット

Sカードであれば、上手に活用すると実質年会費永年無料で、ロードサービスなどの特典だけを得られるようになります。

他のカードでも、年会費はかかるものの、それ以上の特典が豊富になってくるので、自分のライフスタイルに合わせてカードを選ぶと、より受け取るメリットは高くなります。

ENEOSカードのデメリット

カード発行までに少し時間がかかってしまいます。郵送でのやり取りのせいでもありますが、それでも3週間~4週間というのは少し長めですね。

もし訂正箇所などがあればさらに発行までの期間が延びてしまうので、必要書類を送る場合は、記入漏れや誤字脱字がないかの確認をきちんと行いましょう。

ENEOSETCカード

年会費無料ですが、新規発行手数料として1,000円+税がかかってしまいます。ENEOSカードとETCを一体化させたカードと、ETC専用のカードがあります。

2.ENEOSカードS

一番スタンダードなカードになります。

ガソリン・軽油が1リットルにつき2円引き、灯油なら1リットルにつき1円引きとなることの他、1年に1度でもカードを利用すると、翌年の年会費が無料になるという特典があります。

上手に活用すると、年会費をかけずに安く給油することが出来、更にロードサービスも受け取れるという、メリットだらけのカードとなるでしょう。

また、同時にポイントを貯めていくことも出来ます。

給油以外でも、車のメンテナンス商品購入の際、1,000円につき20ポイントも貯まりますし、通常のショッピングでは1,000円につき6ポイント貯めて行くことが出来ます。貯まったポイントは1,000ポイント1,000円でキャッシュバックも可能ですし、他の商品に交換することも可能です。

還元率は低めになってしまいますが、3種類の中で1番、誰でも使いやすい1枚と言えるでしょう。

但し、ポイントの有効期限は2年です。

3.ENEOSカードP

カード利用の度にポイントを貯めていきたい方にお勧めの1枚となります。Sカードでもポイントを貯めることは出来ますが、2枚を比べるとPカードの方がポイント還元率がずっと高いため、使えば使うほどどんどんポイントを貯めていくことが出来るでしょう。

通常のショッピング1,000円につき6ポイント貯まる部分はENEOSカードSと同じになりますが、ENEOSで給油や洗車などのサービスに利用すると,1000円ごとに30ポイントも貯まっていきます。これもまた1,000ポイント1,000円でキャッシュバックすることも出来ますし、他の豪華賞品と交換することも可能ですので、頻繁にENEOSを利用する方にとってはとてもメリットが高いカードとなることでしょう。

但し、このポイントの有効期限も2年間となるため、長期的に貯め続ける事は出来ません。

4.ENEOSカードC

キャッシュバックに力を入れたカードとなります。

毎月の利用額に応じて、割引額が変わっていきます。利用すればするほど割引きとなるため、安く給油したい方にとって便利なカードとなるでしょう。

灯油に関しては1リットルにつき1円引きとなっていて、これはENEOSカードSと変わりないのですが、ガソリンや軽油に関しては利用額に応じて割引額が以下の様に大きく違ってきます。

7万円以上の利用・・・1リットルにつき7円引き
5万円以上7万円未満の利用・・・1リットルにつき5円引き
2万円以上5万円未満の利用・・・1リットルにつき4円引き
1万円以上2万円未満の利用・・・1リットルにつき2円引き
1万円未満の利用・・・・1リットルにつき1円引き

但し、給油したその瞬間に割引きとなるのではなく、1カ月目の利用額に応じて翌月に割引額が決定され、3か月目の請求額から割引きされることになります。

また、毎月150リットルまでしか値引きにはなりませんし、カードを利用してもポイントを貯めていく事は出来ません。毎月給油が2万円未満の場合は値引き率がそれほど高くないため、ポイントも同時に貯めていけるSカードの方がいいですが、常に2万円以上の給油を行っているという方は、Cカードの方が高いメリットを得られるでしょう。

このように、ENEOSカードはドライバーにとって便利なカードとなりますが、S・P・Cのどれを選ぶかによって得られる特典が大きく違ってきます。

ENEOSを頻繁に利用し、同時に多くのメリットを受け取りたいと思っているのか、それとも年会費を少しでも抑えロードサービス等の特典を受け取りたいと思っているのか、安くお得に給油をしたいのか、希望や利用状況に合わせて一番メリットが高いと思えるカードを選べるといいですね。

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