母子家庭はクレジットカードの審査に落ちやすい?

母子家庭はクレジットカードの審査に落ちやすい?r
母子家庭だとクレジットカードの審査に通過しづらいという噂をよく耳にします。実際に一般家庭と母子家庭では審査の通過率は変わってくるのでしょうか?

今回は母子家庭でもクレカの審査に通過出来るのか、また、通過しやすくするためのコツはあるのか、などについてお話していきたいと思います。

スポンサードリンク

 

1.なぜ母子家庭はカード審査に落ちやすいと言われているのか?

カード会社としては「母子家庭だからカードを発行出来ない」と決めるようなことはありません。

母子家庭でも夫婦そろった一般家庭でも同じように審査を行い、安定的な収入があると判断でき、今後の継続的な返済が可能だと考えられる場合に審査合格としているのです。

ですから、母子家庭だからクレジットカードを持つことが出来ないと決めつける必要はないのです。

では、なぜ母子家庭だとクレジットカードの審査に落ちやすいといわれているのでしょうか?

それは以下のような一般的なイメージから来ているものと思われます。

①収入が少ない

夫婦そろっていれば、どちらかが子育てをし、どちらかが外へ出て働くという役割分担ができますね。すると外で働く方は仕事に専念することが出来るので、それなりの安定した収入を得ることが出来ます。

また、共働きの場合は、2人分の収入を得ることが出来るでしょう。

しかし、母子家庭の場合、仕事も育児も母親1人でこなさなければなりません。どんなに頑張っても一人分の収入しか得られませんし、育児をしながらの仕事であるために、働くことが出来る時間にも限りができてしまいます。

また、子供を優先すると外では責任重大な役職にも就きづらくなるでしょう。

当然収入もそれ相応のものとなってしまいますね。

最初から結婚をしていないという方も中にはいますが、母子家庭のほとんどは、一度家庭を持ち、離婚などで夫婦関係を解消した過去を持っています。

一度結婚をすると、大半の女性は寿退社をして専業主婦になったり、共働きでも家事と両立するために残業のない部署へ回ったり、パートやアルバイトなどで働く時間を短くする傾向にありますね。

中にはそれまで通り変わらず正社員としてバリバリ働く女性もいますが、どんなに一生懸命働いていても、妊娠によって仕事を一旦辞めざるを得なくなる時は来ます。産休として扱われ、産後またすぐに正社員として戻ることが出来る方もいますが、多くの女性は家事・育児をこなしながら、独身時代と変わらず正社員でとしてバリバリ働き続けることを避ける傾向にあるでしょう。

つまり、結婚をして、一度子供を産んだ女性は、独身時代からずっと正社員として働き続けてきた男性よりも収入は少ないと考えられるのです。

そして婚姻関係を解消し、母子家庭となったからと言っても家事や育児がなくなるわけではないため、突然収入を増やすのは困難だと予測できます。

様々な国からの手当てもありますが、一般的には「母子家庭は収入が少ない」と考えられています。

母子家庭で審査に通過できなかった方は、「母子家庭だから」なのではなく、「母子家庭により収入が少ないから」かもしれませんね。

スポンサードリンク

 

②生活保護を受けている

離婚などにより母子家庭になってしまった場合、精神的に落ち込んでしまう方も多くいらっしゃいます。精神面で落ち込むことにより、うつ病やパニック障害など心の病に悩まされてしまう方も多いのです。

心の病にかかってしまうと、働くことができなくなってしまいますね。

心の病ではなくても、別の病気にかかってしまったり、何らかの事情により働くことが困難になってしまい、生活費を賄うために生活保護を受けているという母子家庭の方も多くいらっしゃいます。

夫婦の場合、どちらかが病気になっても、どちらか一方が働いて収入を得ることが出来ますが、母子家庭の場合は母親1人の収入が全てを左右するため、生活保護を受けざるを得ない状況に陥ってしまうことも多いのです。

しかし、生活保護を受けてしまうと、クレジットカードの審査に通過することは出来ません。最低限の生活をするという事が条件で、生活に必要と思われるだけのお金を国から支給されて生活している状態ですので、その間に借金の申し込み(※クレジットカードの申し込みも借金の一種とみなされます)をする事は許されないのです。

母子家庭ではなくても生活保護を受けている家庭はありますが、その割合としては、一般家庭の場合よりも母子家庭の場合の方が高めになっています。

③固定電話を引いていない

母子家庭の場合、出来るだけ出費を抑える傾向にあります。ある程度の収入が得られたとしても、将来的に必要となる子どもへのお金を考え、貯蓄に回す方が多いのです。

子供の将来を守るのは自分のみの稼ぎにかかっていると言う不安からでしょう。

その為、固定電話は携帯電話があれば必要ないと考え、引かない場合が多いのです。

しかし、クレジットカードの審査では、「固定電話の有無」は重要な審査項目となっています。固定電話があると突然行方不明になる危険性が低くなるからです。逆に固定電話がなく、携帯電話のみの場合、突然引っ越しをして、連絡が取れなくなってしまう危険性が高まります。

そのため、固定電話のない母子家庭は審査に通過しづらくなってしまうのです。

④持ち家がない

離婚し、購入した家に母子が残ることも有りますが、そのローンの支払いのことも踏まえ、賃貸に引っ越す場合の方が多いのではないでしょうか。

クレジットカードの審査では、居住形態が持ち家の場合高評価となりますが、賃貸や市営住宅だとその評価は低くなってしまいます。そのため、持ち家ではない母子家庭の場合、審査通過率も下がってしまうのです。

⑤水商売が多い

母子家庭の場合、水商売をしている方が多い傾向にあります。通常のパートなどよりも給料は高く、特別な資格も不要で、短時間に稼ぐことが出来るからでしょう。

しかし、水商売というのは収入が不安定であるため、クレジットカードの審査には、通過しづらくなってしまいます。

老舗の高級クラブなどで正社員として長期的に働いていると言う場合は、その収入にも安定性が認められるため、審査に通過する場合もありますが、母子家庭の場合水商売をしても、たいていは小さなクラブやスナックなどのホステスではないでしょうか。

お店の規模が小さいと、店の売り上げも日によって大きく変動する傾向にあるため、その従業員の給料も安定していないと考えられてしまいます。

⑥勤続年数が短い

母子家庭になってすぐ働きだした場合、勤続年数が短い状態ですぐにクレジットカードの申し込みをしてしまう方がいます。これまで夫のクレジットカードで決済をしていたけれど、そのカードの頼ることが出来なくなったため、申し込みたいと考える方が多いようです。

しかし、勤続年数が短いと、母子家庭ではなくても審査に通過することは出来ません。今後の安定した収入を証明することが出来ないからです。

もしかするとまたすぐに辞めて無職になってしまうかもしれませんね。

母子家庭の方が、必ずしも全て上記のようなイメージ通りであるとは言えませんが、一般的なイメージによって、クレジットカードの審査に通過しづらくなっていると言うのは事実です。

では、母子過程でもクレジットカードの審査に通過するにはどうしたら良いのでしょう?

2.母子家庭でもカード審査に落ちないためには

上に述べたような理由から、母子家庭はクレジットカードの審査に落ちやすいと言われているのですが、どれも「母子家庭だから」ではなく、「母子家庭であるがゆえに、○○だから」と間接的な理由からきています。

ですから、以下のような条件に当てはまれば、母子家庭でも安心してクレジットカードの申し込みができるのです。

・200万円以上の安定した年収がある
・固定電話がある
・勤続年数が半年以上
・個人信用情報に問題がない

どれも、母子家庭に限らず、誰でもクレジットカードを申し込む時に必要となる条件ばかりですね。

また、以下のような属性だと、審査で高評価を得られ、よりクレジットカードの審査に通過しやすくすることが出来ます。

・大手企業の正社員
・弁護士などの特別な資格を持った職種
・持ち家がある
・高収入
・過去の借り入れ状況が良好
・勤続年数1年以上

この様な条件をクリアすることが出来る方であれば、母子家庭であることは関係なくクレジットカードに申し込みことが出来ますし、カードをスムーズに取得することが出来るでしょう。

しかし、自分自身の収入が少なく不安定であった場合は、いくら安定的な養育費を受け取っていたとしても、審査に通過することは難しくなってしまいます。

養育費で生活費を賄えるから、安定した生活が出来ていると言う状態でも、クレジットカードの審査ではあくまでも申し込み者本人の収入で行われるからです。

というのも、カードを発行した後、万が一滞納があったとしても、その人の給料に対して差し押さえが出来ても、養育費に対してはそのような措置を取れないからです。

無関係の夫に支払いを要求することも出来ませんし、養育費が子供の名義で振り込まれていた場合、子どもの口座を差し押さえることも出来ません。

養育費はカード申込者にとっては一種の収入とみなせるかもしれませんが、カード会社にとっては差し押さえの対象とならない収入と無関係な入金として判断するのです。

養育費や手当などではなく、自分自身で確実な収入が得られるようになってからカードの申し込みを行いましょう。

3.母子家庭でも審査に通過しやすいクレジットカードとは

収入が少なく不安定だけれど、クレジットカードを作らないと不便という場合は、デビットカードの利用をお勧めします。

デビットカードと言うのはクレジットカード同様、ショッピングの際にレジで決済できる便利なカードです。特別な申し込みや審査も不要で手にする事が出来るので、とても便利です。

このデビットカードと言うのは本来キャッシュカードとして発行されています。今手元にあるキャッシュカードも、たいていはデビットカードとして利用出来るはずなので、店頭や金融機関で確認してみるといいでしょう。

但し、クレジットカードの様に決められた返済日までその支払いを待ってくれるわけではありません。デビットカードで決済するとその瞬間に銀行の口座から利用分が引き出される形になるのです。

ですから、その時に口座にある残高分までしか利用できません。100万円あれば100万円分利用できますし、0円であれば買物自体行うことは出来ないのです。

また、申し込みが必要となってしまいますが、VISAデビットカードというものもあります。通常のキャッシュカードをデビットとして利用する際はJ‐debitのマークのあるお店のみで有効となりますが、VISAデビットの場合クレジットカード決済ができるVISAマークのあるお店で利用出来るため、より利用の幅が広がります。

自分の口座にある分しか利用が出来ないため使いすぎることがありませんし、現金を持ち歩く必要もATMへ行ってお金を下ろす必要もなくスムーズなショッピングを楽しむことが出来るでしょう。

しかし、どうしてもクレジットカードの方がいいと言う場合は、流通系や消費者金融系のクレジットカードへ申し込んでみるといいでしょう。

集客が目的のカードですので、不安定でも収入があれば審査に通過出来る可能性が高くなります。但し、利用限度額は低く設定し、キャッシング枠も付けずに申し込むことが大切です。

あまり高額の限度額を希望すると、審査が厳しくなり、通過しづらくなってしまいます。

母子家庭の方のクレジットカード審査「まとめ」

母子家庭だからと言ってクレジットカードは持てないと諦める必要はないのですが、母子家庭ゆえに収入が少なかったり、固定電話がない、賃貸アパートに住んでいる、という場合はやはり審査に通過することは難しくなってしまいます。

しかし、長期的に安定した収入が得られるようになれば、その額が少なくても審査に通過するカードはありますので、母子家庭になって間もない場合などは、まずは転退職を繰り返すことなく、一つの会社で長期的に働けるよう努力してみましょう。

また、クレジットカードを取得するまで、デビットカードでしのいだり、希望のカードがあっても、先ずは審査に通過しやすいカードを作って、良好なクレジットヒストリーを積み重ねてから第一希望のカード申し込みをするなど、ひとつずつ段階を踏んでいくことも大切です。

このページの先頭へ